///悩みの7割は不必要!インシデント編

悩みの7割は不必要!インシデント編

By | 2018-01-26T12:29:30+00:00 2018-01-26|

私たちが悩んでいる事って、自分では解決できないことの方が多い!!

悩みのループにはまることってありませんか?以前の私は、本当に多くの時間を「自分では解決できない悩み」に時間を奪われていました。

自分では解決できない悩み?とは、自分の問題と相手の問題を混合させてしまうことです。相手の問題に対して、土足で踏み込んでいっているようなものなのです。様々な場面で見受けられます。

例えば、プリセプター(先輩看護師)とプリセプティ(新人看護師)の関係で考えてみます。点滴の確認をダブルチェックすることは基本かと思います。この時に、プリセプティがダブルチェックを怠り違う患者さんの点滴を開始したとします。

ここで、プリセプターとプリセプティの問題は異なってくるのです。しかし、多くの場合その課題を混同させてしまうために、解決の糸口がみつからないジレンマを感じることとなります。

では、この場合はどうやって対処すれば良いのでしょうか?それは、先ず自分の出来る範囲をしっかりと把握することが必要です。その上で、最終的に責任を負うのは誰なのか?といったことを明確にしていくのです。

この場合、プリセプターとしての最終責任は何でしょう?それは、ミスの責任を負うことではありません。プリセプティにどのように伝えたら良いのか?(伝え方)、プリセプティがもし忙しそうにしている環境に声をかけることが出来なかったのなら、どうすれば繁忙時にも必ずダブルチェックができる環境を整えることが出来るのだろうか?等を改善していくことです。

また、プリセプティは自分が違った点滴を患者さんに投与した責任を負う必要があります。この場合、とても厳しいように感じるかもしれませんが、プリセプターが責任を負うことはプリセプティの学びの場を奪うことになるのです。

今回の責任をとるということは、自分がどんな状態の時にダブルチェックを怠るのか?きちんと把握し次に繋げることなのです。

自分がしたミスを責め続けても、次には繋がらないのです。ミスしたことで、不安になったり悲しくなったりといった感情をしっかりと受け止めたうえで、自分の課題を明確にし改善していく。

この時、起こった出来事だけに焦点を当て、自分の感情を置き去りにしてしまうため「自分を責める」という行為に繋がってしまいます。また、落ち込むだけで改善策には繋がらないのです。

こんな経験はありませんか??

インシデントが発生した時に、先輩たちから「なんで?ミスしたの?」「なんで?確認しなかったの?」と質問責めにあったこと。

この時は、なぜ?そのような行動をとったのか?といった行動だけに焦点をあてて解決策をうみだそうとするため、プリセプティの頭の中は「すみません…すみません…」の嵐になるだけなのです。

せっかく、先輩が時間を割き解決方法を一緒に考えているのに、同じことを繰り返すというのは双方にとってマイナスになっていきます。効果的な対応の時間にしたほうが忙しい時間の中で、双方ともプラスになると思います。

ここでは、プリセプターもプリセプティもしっかりとミスが生じた時の感情を受け止めることが先決なのです。プリセプターだからと、プリセプティを励ますという事をすぐに行うのではなく、自分もまた不安になったり…焦る気持ちがでてきたりと感情が生じるかと思います。

まとめると、同じ出来事が生じてもプリセプターとプリセプティでは課題が異なるということです。

 

これは、子育てや恋愛/夫婦関係では更に著明に表れやすいです。関係が近くなるほどに、土足で相手の課題に踏み込んでいくからです。きちんと、自分と他者との間に境界線を引いておくことが重要です。

そうすることで、双方ともに良好な関係が保てます。

是非、問題が生じた時には、問題自体にすぐに着目するのではなく、自分の感情と相手の感情とをしっかりと受け止めたうえで、問題解決の方法を一緒に考えてみて下さい。